緑の村日記

「じゅんち」

こんにちは。

本日2022年5月6日、町営磐梯山牧場の今シーズンの「開牧日」となり、猪苗代町内のほか近隣の市町村の畜主さんからの和牛と乳牛の放牧が始まりました。

囲いのある牛舎から野に放たれた牛たちは元気いっぱいです。

町営牧場では、いままでの畜舎と違う柵(電気牧柵)での放牧となるため、数日間は通称パドックといっているせまい区画内で管理をおこないます。牛はこの電気柵と区画に早く適格に「馴れるよう」に過すことになります。その間はとくに入念に健康管理・監視をしていきます。

この一連の管理を「馴致(じゅんち)」と呼んでいます。

牛たちは、この「馴致」のあと、安全を確認して広い放牧区へ放たれるのです。